どうも♪
オーストラリアの子供たちは現在冬休みです♪
なんかこの前秋休みが終わったなーと思ったらすぐに冬休み。
夏休み以外は基本的に2週間ほどで終わるのですが、次から次へとお休みがやってきます。
オージーのホリデーの過ごし方は海外旅行へ行ったりするなど主に旅行が主流。
親も思い切って有休をとってバカンスを楽しみます。
いいっすねー
やっぱり日本と比べると子供の教育環境、親の働く環境はオーストラリアの方がいいのかなー
いつも感じるのがここの国では上下関係がほとんどありません。
これにはびっくりです!
以前友人に海外で子供同士で上下関係はあるのかー?
などと聞かれたことがあります。
これはやっぱり根本的に日本とは違います。
ツイッターでもつぶやきましたが
オーストラリアの子供たちに年齢の上下関係はありません。日本では部活動で上下関係があって、またイジメもあります。これは本当になくならないのかなぁと思いながらブログを書いています。https://t.co/X7WFko4XHE #イジメ #部活動 #上下関係
— auslk (@auslk1) 2019年7月16日
をもう少し深く考えてみます。
オーストラリアの子供の上下関係
オーストラリアの学校に関してはこちらの記事で詳しく書いていますが、基本的に日本の学校とあまり変わりません。小学校は6歳がYear1となり12歳のYear7までで、セカンダリースクール(日本で中学校と高校が合わさったような感じ)は、Year8の13歳からYear12の18歳まで通います(州によって異なるところがあります)。

私も子供の送り迎えをしたり、子供のスポーツでボランティアとして手伝ったりしましたが、ここで感じていたのが、子供同士の上下関係は全く感じなかったということ。
ほんと友達感覚。
また英語では、敬語というのがほとんど存在しません。
だから中学・高校のセカンダリースクールでもそう。部活動などで上級生からの虐待・イジメなんてほとんどありません。
これは本当にびっくりです。
たぶんこの影響が社会にでても同じなんでしょうね。
上司と部下の関係では気を使うこともありますが、極端に気をつかうことはあまりありません。
極端すぎる上下関係
私も学生のころはスポーツ系の部活でしたので、やはり上下関係は結構ひどかったです・・・。
1年生は奴隷、2年生は人間、3年生は神様。
今の時代には逆向しているこのフレーズを聞いてピンと来た人もいるでしょうね。また同じような苦労された方もいるでしょうね。
よくユーチューブでも高校野球で有名だったPL学園の卒業生で元プロ野球選手が、
もう一度あの高校時代に戻りたいですか??と聞かれ、
「○億円もらっても嫌です」
と答えられていました。

特に1年生は新しい学校生活にも慣れないといけないし、練習もあるし。。
上級生からは、
「これ買ってきて!」
「マッサージして!」
「ダラダラするな!」
などと色々言われます
でもこれなどはまだ、かわいいものです。
このように練習とは全く関係ないことをこなさないといけません。
本当に大変です。
(今の時代はおそらくないと思いますが)
せっかく両親に入学させていただいた学校なのに、結果耐えられなくて部活を辞める同級生、学校も辞めてしまった同級生がかわいそうで、私も辛かったです。
経験ということば
例で挙げると、練習中には水を飲んだらダメ。
真夏でも6時間から7時間の練習。その間は一切水が飲めない状況。
練習が終わって上級生が帰ったら水飲み場にいって、泣きながら水を飲んでいました。
これは今の時代にはありませんよね。
もしこれがオーストラリアだったら、大問題に発展して虐待で捕まるかもしれません。
(指導者が黙認していたとすれば)

指導者もこのような上下関係について知らないわけがありません。
でも黙認しているようなもの。
逆に指導者から水分補給するように、わざとそういう時間を作ったりするなど考えべきではないかと。
それも指導の一環です。
では、この水を飲まなかったことが、何かいい経験になったかといえば、
一切ありません。
大人になってから、あの辛い上下関係が、今となればいい経験でした。
あの経験があったから今まで乗り越えてこられた。
という人たちがいます。
でも本当なんだろうか。
ではお子さんがいて自分と同じような経験、例えば水を飲ませないで長時間の練習、倒れそうになるこのような体験をさせたいかといえば、
それは間違いなくNoと答えます。
ここでYesと答える人がいたら、まだ今の時代にはそういう虐待・イジメが存在していて消えていないということです。
となればやはり度が過ぎる上下関係は必要ないというのが結論です。
オーストラリアだったらまず、イジメられていることに親が気づくと、すぐ立ち向かっていきますのでそこは行動力の違いがあります。
最後に
今回は、厳しすぎる上下関係についてでしたが、やはりオーストラリアと日本では全く違うということを感じます。
日本も昔のような虐待やイジメはなくなってきていると思いますが、まだまだあるというのが現実。
色々と反論もあるかと思いますが、実際に経験してみてこれは改善しなければいけないと思います。
1年生で入学して、実力があったのにイジメや虐待でその世界から去っていく子供たちも沢山います。
少しでもそういう子供がいなくなって、本当にのびのびと学校生活を楽しんでもらいたいと思います。
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