【悲報】終身雇用制度の崩壊がもう目の前に。今何をすべきか考える時がきましたの件



先日トヨタ社長が「終身雇用守るの難しい」という発言をされました。この世界のトヨタのトップがこのような発言されるということは、今後かなりの影響がでてくるものと思います。

でも、前々から終身雇用制度はなくなるのではないか?という議論はされていたので驚かれない方もいると思われますがひと昔からその動きがあったのも確かです。

今回は終身雇用に関してだけではなく、

「雇用」

についても大きく変化する時期に近づいているのも確か。

多くの企業で早期退職制度を導入したり、企業も将来の企業像をどのようにするか取締役会・経営会議などで議論される中でこのトヨタ社長の発言。今後どのように生きていけばいいのか人生設計を今一度見直す時がやってきたということでしょう。

 

ツイッターでもつぶやいていますが、

についてもう少し考えてみましょう。

終身雇用とは

ウィキペデイアでは終身雇用制度は

終身雇用(しゅうしんこよう)は、同一企業で業績悪化による企業倒産が発生しないかぎり定年まで雇用され続けるという、日本の正社員雇用においての慣行である。長期雇用慣行(ちょうきこようかんこう)ともいう。
出典 ウィキペディア

というように定義されています。
1950年頃からこの終身雇用制度の導入が始まり、景気も右肩上がりのこの時代に企業としては優秀な人材を確保する手段の一つとしてこの終身雇用制度が導入されたともいわれています。

昔、私が大学を卒業して就職した際にも、一生この会社に勤めることができるんだ!と安心したのを覚えています。
でも私はその後、方向転換して退職するのですが。

私が会社を辞めてから、その会社の同僚からよく

「自分たちは会社から守られている」

「大企業でよかったよ、安心できる」

などということをよく聞きました。

でもその時代も終わりに近づいてきました。

今回のトヨタ社長の発言

日本自動車工業会・豊田章男会長は「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」などとお話ししています。

ここを考えると何も終身雇用だけではなく、雇用体系も変化するということを言われています。というのも今後は自動車産業もここ20年ぐらいでAI時代到来とするべく車の無人化も言われていますが雇用、例えば工場も無人化となれば現状の雇用も保証できなくなることも考えられます。

今後は中途採用や派遣社員が多くなるということで「やりがいのある仕事に就けるチャンスは広がっている」ということです。

本当に近い将来、日本の雇用形態が変わるということを予測した発言でした。

参照 livedoor NEWS  http://news.livedoor.com/article/detail/16452977/

 

今後どう生きていくか

もし終身雇用制度が崩壊してしまったら特に影響がでる人たちがたくさんいます。
やはり20代、30代よりも40代~50代の世代。

20代、30代の比較的若い人たちは転職するなり自分で新たなスキルを身に着けて独立したりとポジティブ思考で時代を乗り越えようとする人も多いはず。

でも世代的に落ち着いている40代~50代特に管理職についている人たちは他に転職(再就職)しようにもなかなかすぐに動くこともできません。

なぜなら家族もいる、家を持っていたらローンもある、もし子供がいたら大学のことも考えなければいけないということを考えなければいけないから。

それを考えると早期退職制度を利用して何か新しいことをはじめようか、転職して他の会社に行けばいいのか、現時点での自分の人生設計を今一度見直す時期に来ているのは確かです。



転職を考える

以前記事でアップした転職についてでもお話ししていますが、早い時期に転職を考えるのも一つの考えかもしれません。

オーストラリアでは終身雇用を保証する企業はほとんどなく、その分転職が多いというのが特徴で一つの企業に10年以上働くという人はあまり多くありません。

日本とは真逆の環境といえます。

でもその中でも暮らしていかないといけないので、転職していくしかないのです。
だから転職に転職を重ねて、2社、3社と経験している人も多いのです。
日本にもその時代がやってきたのではなのでしょうか。

まとめると

会社という大きなカテゴリーで考えると

「安定した雇用」

という言葉は企業で働く人たちの頭の中からは消えてしまう日が近いかもしれません。
早い時期から転職や独立することも視野に入れながら社会の動向に敏感になるのが一番ですね。

オーストラリアでも失業率が2019年4月で5.2%と前月3月よりも悪化しているというのが現実。
数年前から私の友人のオージーでさえも履歴書を数十社提出しても、音沙汰なし。
結局はオージーでも就職難という時代。

このような状況が続いていることを考えると自分自身もこの時代に対する対応策を考える時期に来ていると考えています。
みなさんも、一度立ち止まって自分の会社の現状やライフプランを考えることも必要ではないでしょうか。

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