日本でもオーストラリアでも英語の勉強をする際に
日本人が苦手の一つとされているのがスピーキングですよね。
確かに昔、中学校、高校での英語の授業は主にリーディング、ライティングがメインでリスニングも少しあったり。
たぶん今は違う授業内容となっていると思いますがね。
今回はツイッターのつぶやき
英語学習を始めて、その後スピーキングを伸ばすにはどうしたらいいのかお悩みの方、是非参考にしてください。必ず道は開けますよ! #英会話 #スピーキング https://t.co/4kVVJqobr2
— auslk (@auslk1) 2019年5月4日
についてもう少し考えてみましょう!
スピーキングの根っこは?
日本人が英語を習得するにあたってかなり難しいと思うのがスピーキング。
とにかくたくさん話してスピーキングを伸ばすということに疑問を感じています。
それをいうなら、まずスピーキングに必要なスキルを身につける方が先です。
グラマー(文法)をまず理解して、次に文章のフレーズごとをまるごと覚えるなどいろいろとありますが、もっと必要なことが
コミュニケーション力(積極性)
これはスピーキングの根っこであると考えます。

外国人の中で仕事をする際によくあるパターンですが、外国人はおしゃべりが大好きです。外国人同士で話しをすると、逆に日本人は会話に入れず、薄ら笑いをして話しを聞くのみ。
オーストラリアの学校ではよくグループディスカッションがあります。その中ではもちろん発言を要求されることもありますが、会話に入れず、自分の意見を言うことができない。その後自分がみんなの前で発表しなければいけなくなる。
まさにこれはよくあるパターン。
これに慣れるまでは少々時間が必要で、英語に触れる時間が経験となり、進歩していくので焦らずしっかりと基礎を固めていくことが大切です。
先ほども書いていますが、昔から現代まで学校の英語の授業は生徒が主に受け身の状態。現在では変わってきていると思いますが、それでも自分から発する機会が足りていないように感じます。
発音について
オーストラリアにいるといろいろな人種がいますので英語の発音の癖もその国それぞれ。その中で日本人の英語は日本語英語といわれていて、それも独特の発音らしいです。要するにカタカナ英語ということです。
日本人が苦手な発音でいうと
・RとL
・SとTH
・VとB
などがあげられます。話すことに集中してしまうとどうしても発音が・・・という人もたくさんいます。でもそれは早口で英語を喋らないとかっこ悪い、英語っぽく聞こえない。などと考えがちですが、逆に発音を意識してある程度ゆっくり話した方が相手は理解しやすいということです。

同じ日本語でも焦って早口になってしまうとその人が何をいっているのかわからないということないですか?
英語ならもっと理解してもらえていないです。
そういうときは相手はゆっくり話してほしいと考えているのです。
そしてゆっくり話すことができるようになったら徐々にスピードを上げていけばいいのです。
オージーの友人が急いで早口で英語を話されても困る、だから発音を意識してゆっくり話してもらった方がいい。という言葉を思い出しました。
あともう一つ、これはものすごく重要です。
イントネーション (抑揚) 、感情を入れて話すこと
スピーキングにおいてこれは絶対です。
日本語は平坦な言語なので英語のようなイントネーションのある言語とは違います。
イントネーションのない平坦な状態で話すより話す言葉に抑揚を入れると伝わりやすいのは本当です。
カタカナ英語とイントネーションがないということをクリアすると一つ壁を超えることができるのです。
外国人はオーバーリアクションというイメージがありますが、日本人にとっては逆にオーバーぐらいが丁度いいのです!
何が必要か
スピーキング上達の近道は??という問いに関して実は答えはありません。
スピーキング伸びている人は
時間そして経験の道をたどっています。
・発音を意識してゆっくり話すように心掛ける
・積極的に自分の考えを発信できるようにする
・イントネーション(抑揚)を意識する
これだけでも全然違いますから試してみてください!
やっぱりインプットとアウトプットのバランスを意識しなければいけませんね。
インプットは参考書や携帯アプリでも十分にできます。
おススメの教科書。中学校、高校レベルでも非常にためになる!
これは定番のテキスト。英語だけでの勉強ですが基礎力を底上げします!
Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook: A Self-Study Reference and Practice Book for Elementary Learners of English
携帯アプリ。便利ですよね!!昔からあればよかったのに。。
そのインプットとアウトプットというものを考えるとやはり対面形式でレッスンを受けるというのも一つのやり方。自分の発音やイントネーションもどんどん試すことができます。

最後に
今回のスピーキングについては、自分がオーストラリアにきて日本の英語授業との違いを経験したものによります。私がオーストラリアに来たときは、かなり低いレベルからスタートしております。そこから少しずつ上がっていくわけですが、やはり壁にぶつかるのがその授業内容。
とにかくグループディスカッションが多く、人前で発表する機会がたくさんあります。あとは討論(ディベート)して反論しあうなども非常にきつかったなー!
ネット上ではカリスマ講師が教える・・・、これをやっておけばOKの・・・、これでTOEIC○○点とれました!のようなものがたくさんあります。でも最終的にはやはり自分のやる気と目標次第ですべてが決まるのではないでしょうか。
大丈夫、自信もってがんばりましょう!
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